PGA2311A 電子ボリュームキットの電源の配線方法
PGA2311A 電子ボリュームキットは、どんなアンプにも接続できますが、
ここでは、代表的な2種類のアンプからの電源供給を書きます。
■単電源BTLアンプ。
センタータップ全波整流方式であれば、この様にダイオードブリッジを追加して電源供給出来ます。
センタータップ方式ではなく、ブリッジ型全波整流であれば、このキットに電源供給することはできません。
同じ理由でACアダプターを使っている場合も、ダメです。
■SEPPなどプラスマイナス電源を使っているアンプ
LM3886アンプなど、プラスマイナス電源を使っているアンプには問題なく仕様出来ます。
但し「PGA2311A 電子ボリュームキットの仕様と注意点」で書きましたように、±30V以上になる場合には、画像の様に抵抗を入れて下さい。
50Ωで約1Vの電圧降下ありますので、12V以上 30V以内になるように調整して下さい。
■注意点
電子ボリュームキットの電源のGNDには、50/60Hzのリプル電流などが流れ込みます。
そのため、アンプのGNDと、電子ボリュームキットのGND間に電位差が生じ、ノイズの原因になります。
GNDの配線は短く太く配線するようにして下さいね。
ノイズの原因を手っ取り早く 完全に取り除くには、電子ボリュームキット専用の電源トランスと整流回路 を使うのが早いです。
電源トランスの電圧は、AC9V − 0V − AC9V 100mA以上のものであればOKです。
■販売サイトには、載せていませんが 専用トランスと整流用ダイオード・平滑コンデンサが乗った専用基板も用意しています。
こちらも、ご購入される場合は商品ページからお問い合わせして下さい。