PGA2320 電子ボリューム基板の仕様

PGA2320 電子ボリューム基板の仕様

■音量調整範囲
【ボリュームの場合】
0dB 〜 -63.5dB(絞り切ったら -95.5dBになります)
ボリュームの場合はこちらのような結線になります。

 

【エンコーダの場合】
0dB 〜 -95.5dB (0.5dBステップ 又は 1dBステップ切り替え)
エンコーダーの場合はこちら又はこちらのような結線になります。

 

使用するボリュームは10kΩB特性が最適です。(商品に付属します。)
エンコーダーは、一般的なA相、B相のエンコーダーです。

 

※ロータリーエンコーダー使用時は、電源オフ時に 現在の音量データーがマイコン内部のEEPROMに保持され、次 電源オンされた時にはその値からスタートします。

 

 

■外部リレー端子「EXT」
CPU基板の「EXT」端子の仕様
ミュートや、インラッシュ防止回路にも使うことが出来る、外部リレー端子です。
DC40V 1Aまで駆動出来ます。

 

通常は未接続で構いません。

 

 

■電源仕様
安定化された ±15V電源が必要です。

 

【基板1枚あたりの 消費電流】
CPU基板 : 約±15mA
PGA2320基板 : 約±25mA
ですので、±15V 50mAくらいので電源でも動作しますが、若干の余裕を見てくださいね。
こちらの電源をオススメします。

 

■基板の大きさ
CPU基板、PGA2320基板共 50 × 60mm、 基板厚は1.6mm、
43 × 53mmの所にネジ穴があります。φ3.0のネジが使えます。
寸法図はこちらをご覧ください。

 

■電子ボリューム基板の 高さ
電子ボリュームは、いくつでも積み上げる事ができますので、簡単にチャンネルを増やすことが出来ますが、その分高くなります。
(画像をクリックすると大きな写真になります)


写真はCPU基板1枚 と 電子ボリューム基板2枚の場合ですが、

11mmのスペーサーが3つと、 1.6mm厚の基板3枚の合計
37.8mmと上部部品高さ10mmの合計47.8mmの高さになります。

 

低くするために、フラットケーブルを使い、横に並べる事も出来ますが なるべく短い電線を使い、アナログ・グランドのインピーダンスを上げないようにしてください。ノイズ発生の原因になります。

 

■入出力のジャック
入出力には3.5mm小型ステレオミニジャックを使っていますが、ステレオミニプラグを使わず RCA端子や キャノンコネクタ( XLRコネクタ )が接続できます。
こちらを参考にしてください。