PGA2320 電子ボリューム基板の 解説

電子ボリュームについて

アンプの音量調節は、ほとんどの場合 ボリュームやアッテネーターを使いますが、いずれも機械式接点を持つために、接触不良や音質劣化を起こします。

 

また、2チャンネル(アンバランス時)であれば 2連ボリュームなどで対応出来ますが、マルチアンプやバランス型アンプの場合、1システムに多数のボリュームが必要になりその音量差を調整するのは、大変です。

 

電子ボリュームであれば、機械式接点も無く、チャンネル間の音量差(Gain Error)は±0.1dB(PGA2320の場合)となっておりますので、多数の電子ボリュームを使う場合でも、簡単に全チャンネルの音量コントロールが正確に出来ます。

 

このサイトでは、テキサス・インスツルメンツ社の高性能電子ボリュームIC「PGA2320」を使った電子ボリューム基板の解説をします。