uPC1237HAスピーカー保護キット の調整箇所

uPC1237HAスピーカー保護キットの調整箇所

回路図はこちらをご覧ください。

 

回路は、uPC1237HAのスピーカー保護回路としては、データーシートに書いてある回路から
アレンジしたものです。

 

一番違うのは、AC1・AC2の取り込み部分、でトランスのセンタータップを基板のGND端子に、
2つのACをAC1・AC2に接続してもらいます。
こうすることで、電解コンデンサC2の容量を少なくすることができ、
電源オフからリレー断までのスピードを早くすることができます。

 

またD3があることで、C5に たまった電荷が uPC1237HAの4ピンに流れないので、さらに電源オフから
リレー断までの時間が短くなります。

 

調整してもらう部分は、R7です。
■R7の調整
R7でリレー電圧の調整をします。
キットに付いているリレーは、パナソニックの音響機器用リレー 「ALA2F24」でコイル抵抗は
1087Ωですので、24V印加した時には22mA流れます。

 

仮にDC±36Vで使う時には、36V−24V−2VF(D1又はD2と D3の電圧降下)でR7にかかる
電圧は10.5Vになり、抵抗値は10.5V ÷ 22mA = 477Ωになりますので、近くの抵抗値を選んでください。
※VF = 0.75Vとして計算

 

リレーの動作範囲が広いので、あまり神経質にならず まずキットの通りに製作して頂き、リレーのコイル電圧を見ながら調整してくださいね。

 

■販売ページはこちらです

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