VUメーター ドライブ基板 の配線と調整方法

VUメーター ドライブ基板 の配線と調整方法

入力、出力と電源の配線図です。(クリックすると大きくなります)

入力のGNDと電源のGNDは共通になっています。



VUメーターへの出力端子台は配線図の上から

【 Rout + 】
【 Rout − 】
【 Lout − 】
【 Lout + 】
となっています。

 

■VUメーターの調整方法です
1, メーターのみの調整。(クリックすると大きくなります)

VUメーターに限らず、アナログメーターには、ゼロ調整用のネジがあります。

この写真の場合は、黄色の丸で囲まれた部分で、 マイナスドライバーで調整します。
調整方法はメーターに何もつながず、水平に置いた状態でこのネジを回してゼロに合わせてください。

 

湿度が低い時などは、静電気でメーターの針と 透明なプラスチックとの間に力が加わり、ゼロ調整が出来ない場合があります。
そんな時はプラスチック部分に、水で薄めた「石けん水」を布に着けてプラスチック部を拭くと、静電気が除去出来きますよ。


2,ドライブ回路の調整
【ゼロ調整】
1, 本機にVUメーターを接続し、適正な電源を、VUメータードライブ回路に与えて下さい。
2, プリアンプやパソコンなどからの入力を接続してください。※ この時は無音で行ってください
3, この時、VUメーターの針がプラス方向に振れるようであれば、VR3(VR4)でメーターの振れがゼロになるように、調整して下さい。

 

【スパン調整】
■パソコンでの調整
Windowsパソコンで調整する場合は、テスト信号発生ソフト「WaveGene」が便利です。
1, WaveGeneを起動し、「サイン波」「1kHz」「0dB」にして波形を出力して下さい。
2, この時、VR1(VR2)を調整してVUメーターの振れを「0VU」に調整して下さい。
※この回路は「ANSI C16.5-1942」や「BS 6840」の規格を厳守しているものではありませんので、この通りにする必要は有りません。
お聞きになる音楽で、調整されても構いません。

 

私は、WaveGene 「0dB」で「6VU」まで上げています。

 

・CDなどでの調整
オーディオ・テストCDをお持ちの場合は、パソコンでの調整と同様に、「サイン波」「1kHz」「0dB」にて調整して下さい。


 

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