LM3886 DCアンプ キット Ver2 組み立て説明

注意事項

■注意事項

 

・DCアンプなので、直流も増幅します。
そのため 作り方を間違えると、スピーカーに直流が加わり、
大事なスピーカーを壊してしまう事もあります。
また、このキット前段につながるプリアンプやDAC、CDプレーヤー出力にDCオフセットがあると、そのオフセット電圧も増幅しますので注意してください。

 

・部品の実装が終われば、入力をショートしてスピーカーを繋がずに出力の「SP1」−「SP2」間の電圧が、テスター等で100mV以下に なるように、半固定抵抗を調整して下さい。
調整できなければ絶対にスピーカーを接続しないで下さい。

 

・プリアンプ(特に真空管式)の電源をオン or オフにした瞬間、
一瞬プリアンプ出力に高い電圧が発生する場合があります。
この場合も LM3886DCアンプはその電圧を増幅しますので、スピーカーに高い電圧が加わります。
壊れることは無いと思いますが「ボコッ!」と言う イヤな音がします。
この場合は、
電源投入順序を「プリアンプ」→「ウエイト1秒」→「アンプ」にして 電源OFFの時には、順序を逆にして下さいね。

 

・LM3886の ミュート回路は完璧に動作しますが、バッファ基板の入力インピーダンスが高いため、電源OFF時のノイズが、直接バッファ入力に飛び込む場合があります。この場合は、R2・R6の抵抗を小さくするか、ボリウムを絞ってから電源オフする、
又は、電源トランスの一次側にサージアブソーバーや、CRスナバ回路を挿入する ことで防げます。

 

 

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