TDA1552Qアンプキットの回路図と言っても、ICを含めて8点しか無いのでこれ以上ないくらい簡単です。

TDA1552Qのデーターシートはこちらです。

回路 簡単でしょ。ほぼデーターシートにある定数ですし、
この回路で一番音質的に関係するのがC1、2のフィルムコンデンサーです。

今回のパーツセットではドイツ ヴィマ社(WIMA)コンデンサーにしましたが、
他のコンデンサーにすると音が変わりますので、色々交換してみるのも面白いでしょうね。

また、C3、4の電解コンデンサーも低音の鳴り具合が変わります。
ただ、このコンデンサーを他の物に変更するのは勧めません。
やはり現時点では「MUSE KZ」コンデンサーが最高のようです。

【注意】
このコンデンサーは平滑コンデンサーではなく、スピーカーに流れる電流のリターン電流を最短経路で流す大容量のパスコン（バイパスコンデンサー）です。

このため、トランス整流後のリプル電流が流れると、GNDを汚し音質が悪くなる原因にもなりますので、十分に容量の大きい別のコンデンサーを平滑コンデンサーとして使ってください。

僕は4700μF × 2本のコンデンサーを別に使っています。